有酸素運動とダイエットのしくみ

有酸素運動はどんな運動か一度は聞いたことがあったりなんとなくイメージもあるかと思いますが確認しておきましょう。

有酸素運動は長時間の運動でエネルギーを作り出す際に酸素を必要とします。そのため運動中に酸素を多く取り込みます。

有酸素運動のエネルギーは主に脂肪になります。取り込んだ酸素を使って脂肪をエネルギーに変換し身体を動かします。脂肪をエネルギーとして使えるのでダイエットには最適です。長時間運動を続けることになるので心配機能の向上にも繋がります。また運動強度も調整しやすく血流の改善や代謝アップの効果も見込めます。

有酸素運動はランニング、ウォーキング、サイクリング、水泳、キックボクシング、エアロビクスなどいろいろな方法があります。特に道具やマシンがいらないものが多く比較的簡単に取り組むことができます。またジムではトレッドミル(ランニングマシン)やエアロバイクなど取り組みやすいものが多いです。

有酸素運動はダイエットに適したトレーニングですがやり方やタイミング、を工夫するだけで効果は飛躍的に上がります。有酸素運動について理解し取り組んでみましょう！！

有酸素運動では脂肪をエネルギーに変えることができますが、脂肪が使われる前にまず糖質から優先的に使われます。そのため糖質を消費する必要があります。例えば有酸素運動の前に筋トレを組み込み先にカロリー消費をするのはとても効率的です。また体内の糖質が少なくなっている食事前に行うのも効果的です。

脂肪を消費するために効率のいい運動強度があります。心拍数120前後が1番脂肪を燃やしやすくそれ以上だと糖質消費に変わってしまいます。また有酸素運動の効果は運動を開始して10分後から上がってくると言われています。長く運動する分には消費し続けるので継続できる強度で計画を立ててみましょう。

有酸素運動は筋力や筋量のアップはなかなか見込めません。またカロリーの消費量が多いため筋肉からもエネルギーを奪って分解してしまうこともあります。筋トレと有酸素運動は目的別で取り組みどちらも行うのがいいです。食事のタイミングや量を調整しながら筋分解も起こらないように調整する必要があります。

有酸素運動は活性酸素を生み出すトレーニングです。活性酸素は身体の老化につながってしまう物質でコントロールしなければなりません。長時間の運動は身体にストレスを溜め込み活性酸素を生み出します。特にランニングなどの刺激の大きい運動は要注意です。活性酸素は抗酸化食品や身体のメンテナンスで排除できるので対策をしましょう。

いくつか有酸素運動のリスクを上げましたがポイントを理解しうまく取り組めばダイエットが促進するとてもいいトレーニングです。自分の目標、目的を確認して計画的にプログラムを組んでみましょう。